無名 / 沢木耕太郎

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沢木耕太郎が大好きである。
常々、沢木耕太郎と結婚したいと思っている(何様)

沢木さんの私ノンフィクションの中で最高峰と思う。
実のお父様の入院をきっかけに、お父様が亡くなるまでと、その後すこしについて書かれている。

自分も父親を亡くした時に、葛飾区の病院へ向かう途中の日比谷線の中で
間に合わなかったことを兄からの電話で知った。とりあえず向かわなくてはと
北千住の駅で乗り換える時に、ベビーカーを押しながら駅中の本屋さんに入った。
沢木さんのようにお葬式についての実用本を購入などはしなかったが、
ちょっとこころを落ち着かせて東武線に乗り換えたのを覚えている。

私が沢木さんを大好きなのは、その「しつこさ」と「取材力」。
お父様の最後に向かって、別に奥様の力を借りようとせず(ここもポイント高い)
入院生活についてできることをしていく。
お父様の作った俳句をまとめて出版しようと集めて調べて、実際に印刷する。

不謹慎かもしれないが、なぜかとても「おもしろく」読んだ。

そして読み終わった後に、母親へ電話した。







by readymade_ayu | 2017-04-15 08:00 | Books | Comments(0)